ワタナベフラワースペシャルインタビュー vol2
前回はメンバーそれぞれの 商店街エピソード をご紹介しました。今回は商店街や市場を“巻き込んでの”「神戸ストラット」や、お祭りへの想い、今後の展望について語って頂きました!
ワタナベフラワー
「神戸ストラット」は神戸市全9区開催を見据えて。
震災から20年経ち、元気になった神戸の街を、東北の子どもたちに見せたいと始まったのが「神戸ストラット」。クマガイさんは“1000万ドルの夜景”を見てもらえば一目瞭然だろうと、第一回目の開催地を灘区の摩耶山掬星台展望広場に決めました。翌年から垂水区、東灘区、兵庫区と続き、五回目となる今年は長田区で開催。東北の子どもたちを毎年招待しています。
会場に近い商店街や市場も一緒に盛り上げたい!
今回の神戸ストラットはどうでしたか?
クマガイさん(Vo)「神戸ストラットは、9区全部での開催を見据えてやってて。“ストラット”って堂々と歩くっていう意味があるんですけど、僕らも開催区を歩いて、知らない神戸を知れたらいいなと思ってます。有難いことに開催した区からは、イベントとかお祭りのお声が掛かるようになって、それこそ足跡を残せてる感じです!」
イクローさん(G)「楽しく出来ました!長田商店街のいろはのお好み焼き、めちゃくちゃうまかった!(笑)」
クマガイさん(Vo)「会場の鉄人広場の近くの商店街、市場も盛り上げたいから、僕が直接説明に行って、趣旨に賛同してもらえたら 応援店舗 の幟(のぼり)を立ててもらって。それを見てファンの人が食べに行ってくれたのを、お店の人が喜んでくれる。嬉しかったですね」
イクローさん(G)「ファンの人たちにもライブだけじゃなく、商店街も“ストラット”して欲しくて、 応援店舗マップ も作りましたからね」
すごく地域の人たちとの繋がりを大事にされてるのを感じますね。
クマガイさん(Vo)「最近イベントとお祭りの違いを考えるんですけど、まさに地域色があるのがお祭りかなって。地域の人たちが作り上げて、婦人会の人がお店を出して、ライブ会場を出たら地元の美味しいものがあって…っていうお祭りが好きです(笑)」
ワタナベフラワー今後の展望は!?
今後の活動の展望を聞かせてもらえますか?
イクローさん「ラクになると面白いコトを生み出そうとしなくなるから、新しい演出も入れたりして…まあまあスベるけど(笑)。でもチャレンジが大事です!」
クマガイさん(Vo)「まず地元で最強になって、ノエビアスタジアム神戸や甲子園で歌いたい夢もありますね。亡くなった事務所の社長との、紅白出場っていう約束への思いもあるけど、自分達が面白いと思ってることが出来て、人に喜んでもらって、たくさん仕事に呼んでもらえたら、その先にあるのが東京なのかなと。でもライブハウスも好きやし、子どもやおじいちゃんおばあちゃんの前でも歌いたいです」
「落ち込むこともあるけど、僕はこの街が好き。」
来年結成20周年を迎えるワタナベフラワー。神戸市や地元と一緒になって地域に根差した活動をしてるからこそ、見える事情もあるのだそう。「でもそれも真剣に地元と関わっているがゆえ」とクマガイさんは言います。そして、「やっぱり神戸が好きやし!」とも。
いろんな全部を包み込んだ、大きな“神戸愛”でできているワタナベフラワーのみなさんでした。
文・写真:うえのゆうこ
▼ワタナベフラワーをもっと知りたい人は
公式HP:https://watanabeflower.com/
公式twitter:
ワタナベフラワー【公式】@wf87_info
クマガイタツロウ@kumagaitatsurou
イクロー@ikuro9
ムサ@oMUSAo
神戸ストラット収録CD
今回のインタビューに登場した「神戸ストラット」がそれぞれ異なるバージョンで収録されています!
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