活動内容詳細
NO.3 (2016.7月)
  • ソーシャルメディアでイベント担当者の負担を軽減する。

  • 武田 共世(水道筋商店街)

先月号でご紹介した『水道筋つまみ食いツアー』(水道筋商店街と周辺の市場で開催)に武田さんは応援隊として派遣されている。支援の内容は、ツアーの告知とインターネット上の申込み受付フォーム作成のサポート。

 

武田さんは、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディア※を活用した商店街の魅力発信のサポートを得意分野としている。ソーシャルメディアは、商店街等の地域情報発信を行うのに相性が良いのだという。実際、水道筋商店街はすでにホームページ(ブログ)、フェイスブック、ツィッターにて、イベント開催などの告知を行ってきた。

『水道筋つまみ食いツアー』も複数の方法で告知され、どの回も参加客からの反応はとても良いが、毎回の申込み数がまちまちで変動することが課題となっていた。また、第12回(5月開催分)まで申込みは電話受付のみで、窓口は担当者の西井さん(水道筋商店街 運営企画部長)のお店だけだった。お店を営業しながらの電話対応のため、大変な負担となっていた。

この状況を改善するため、武田さんが提案したのは、『ツアー』の申し込み方法にインターネット上で管理できる無料の予約フォームを取り入れること。その結果次のような効果があった。

 

効果1

インターネット予約では、申込み客が自分の情報を入力するため、担当者の受付作業が一気に簡略化された。効果2

インターネット上で予約状況が管理されるため、関係者がリアルタイムに情報共有できるようになった。

 効果3

顧客データを簡単に蓄積できるので、今後の告知活動がしやすくなった。

 効果4

予約数が飛躍的に増えて、第13回はすぐに定員いっぱいとなった。

 

予約数が飛躍的に増えて、第13回はすぐに定員いっぱいとなった。
インターネット予約では意外にも60代以上の方からの申し込みが多かったというのだ。この背景には、シニア世代にインターネット利用が想像以上に普及していることがある。思い立った時間に気軽に予約できる方法を取り入れたことが予約数増加の大きな要因であろう。

西井さんは「正直なところインターネット予約の効果はあるのかと半信半疑だったけれど、あっという間に定員いっぱいになりました」と驚きつつ喜んでいる。従来の電話予約も残しつつ、新たなインターネット予約を始めたことで、人気イベントが更に盛り上がるきっかけとなった。「商店街の皆さんの負担を軽減しつつ、集客強化のサポートができました」と武田さんは達成感を感じている。

 

武田さんは「人と人のつながりはアナログです。デジタルのソーシャルメディアを活用することで、そのつながりをより多く生み出すことができるのです」とデジタルな方法の利点を語る。地域や商店街のイベントを体験した一般客が、その楽しさをソーシャルメディアから発信する。一般客からの情報発信は、美化された内容の広告にはない生の意見として人の心を動かすことができる。そしてそのまち(商店街)を応援しようというファンが増えていくのだ。

水道筋商店街理事長の津村さんは「商店街活性化のために若手や応援隊の武田さんが頑張ってくれています。何かあった時には役員が収めるので、伸び伸びと取り組んでもらいたい」と若手たちの挑戦を温かく見守っている。

※インターネット上の情報発信の仕組み。誰もが参加できて双方向のやりとりができるのが特長。

 

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水道筋つまみ食いツアー

●開催日時

毎月第3日曜日 10時~/11時~

●参加費

大人 1,000円 (中学生以上)

小学生 500円 (保護者同伴に限る) 小学生未満 無料 (保護者同伴に限る)

水道筋商店街ホームページhttp://www.suido-suji.com/ 内の「水道筋つまみ食いツアー」ページからお申込みください。(先着順)