活動内容詳細
NO.22 (2019.11月)
  • チラシで集客する!顧客づくりへの挑戦

  • 吉田 澄江(笠松商店街振興組合)

良いチラシとは、掲載店舗のPR内容をわかりやすく伝えて、集客できる力を持っていなければならない。そんな良いチラシづくりを目指して取り組む笠松商店街を吉田さんが現在サポートしている。

 

■笠松商店街の現状

笠松商店街は、夏祭りや餅つきなどの季節イベントを継続して開催しているが、イベント日に訪れる多くのお客様を各店の顧客につなげることができていない。そのため、各店の魅力をPRして顧客増加を目指す取り組みが必要とされている。

8月から、以前商店街で発行していたミニコミ誌「かさまん」を復活させ、各店舗のPRをすることにした。(1枠2,000円を掲載店舗からもらい、近隣地域に約5,000部を配布する)しかし、商店街会員の反応は少なく、参加者は半数以下に留まった。その改善のために今回応援隊の吉田さんのサポートを受け、再チャレンジすることになった。

 

■課題解決のための取り組み

・チラシ内容について商店街会員への伝え方の工夫

・チラシの集客効果の検証

・イベント運営は一部の役員に負担が集中しているので開催時期や進め方の検討

 

現在作成している秋発行以降のチラシは、神戸市の「消費喚起支援事業」を活用してポスティング枚数を5,000部から8,000部に増やすことにした。配布地域の拡大と地域の企業に勤める方々にも配布する予定。

 

■会員向けの取り組み

チラシ参画店舗を増やすため、まず吉田さんは商店街会員向けの案内文を作成している。そこにはチラシ企画の概要としてチラシ発行回数(予定)/チラシの形式/掲載料金(今回は最大5回まで無料)/チラシのテーマ(季節イベントやクーポン等)を記載している。会員の方々に、チラシの目的や掲載メリッを知ってもらうためのツールだ。チラシ掲載内容に悩む店舗には、吉田さんが訪問して助言を行う。吉田さんはヒアリングを行う中でその店の魅力を引き出し、各月のチラシテーマに沿った集客が見込める掲載内容をお店の人と一緒に考える。掲載内容のマンネリ化に悩む店舗にも寄り添う。

商店街は、チラシ内容が刷新されて集客効果が得られ、これまで参画しなかった店舗にも興味が広がり、商店街活動への参加協力が盛り上がってくれることを期待している。

 

■商店街の皆さんのお声

真川晋一さん(笠松商店街 副理事長)は「商店街の活動をもっと会員の皆さんに知ってもらいたい。チラシ掲載のメリットや商店街の会議内容(議事録)をうまく伝えられていないのが課題なので吉田さんの助言を受けて取り組みたい」と今後の抱負を語る。

商店街活動に長く携わっている商業者の釜須さんは「地域の商業環境が下火になっている今だからこそ商店街全体で連携して力をまとめることが必要。吉田さんの支援を受けて良い方向に進みたい」と話す。