■おおさわほてる  (NO.12)

おおさわほてるさん
 ピエロの衣装をまとい、愛嬌ある笑顔で自身を「おっさん芸人」と称するおおさわほてるさんは、1998年格式あるホテルマンから転職し、異色のパフォーマーとして商店街をはじめ様々なイベントで活躍している。
 動物や花に早変わりのバルーンアートのほか、サラリーマン浦島太郎などの変わり者が登場するパントマイムや皿回しなど、独特のおとぼけを交えながら観客を巻き込み会場を沸かす。ユーモア溢れるストーリーが展開され、間髪入れずに次々披露されるパフォーマンスが観客らを魅了。特に子供との遊び感覚でのバルーンショーを得意とし、そのスピードには圧倒される。参加の子ども達もプレゼントのバルーンに笑みを浮かべる。
 「好きでやっているのでどんなこともあまり苦にならない。おもしろおかしく表現することで、お客さんに楽しんでいただくことが大前提。今後も様々な行事に参加し、色んな方々に楽しんでいただきたい」と実に謙虚だ。
(2005.11月発行)