■サークル紙ふうせん ―折り紙を通じて親子の対話を― (NO.3)

大日六商店街での折り紙教室
 古来より伝わる折り紙を通じて親子の対話を図り、そして折り紙を後世へ継承する目的で1988年に結成。現在35名が参加し活動を行っている。
 「ドアのあるギャラリーよりもより開放的なスペース」を求め、2001年12月から中央区・大日6商店街内「大日ふれあいサロン」にて2ヶ月に1回、折り紙教室と作品の展示を開催。本年は「阪神・淡路大震災から10年 希望の輪 千羽鶴プロジェクト」を企画、10年目を迎える2005年1月17日に大日6商店街にて発表する予定。また2004年7月に開催された大正筋商店街での縁日イベントにも出店するなど、各商店街を中心に活躍中だ。
 折り紙の世界は奥深く、季節モノやキャラクターなど様々な形に表現することは難しいが、子供の発育を助け、お年寄りの老化を防ぐなどの効果もあり、折り紙教室には毎回多くの参加者がある。
 「サークル紙ふうせんは商店街の協力を得て活動している。折り紙は材料代も安く持ち運びも容易で場所も取らない。様々な商店街に声をかけてもらえれば協力したい」と代表の船引さんと井上さん。
(2004.10月発行)