■モダン・ドンチキ
(NO.6)
モダン・ドンチキ
商店街の昔からの賑やかし定番といえば「ちんどんや」。高度な音楽と話術、演技力が必要なため最近では目にすることは少なくなったが、現在主に神戸市で活躍しているグループが「モダン・ドンチキ」である。
震災後、灘の地元の人が始めた「ちんどんや」を、地域活動に取り組んでいた神戸大学の学生を中心に編成。神戸大学のサークルとして2004年9月に設立された。セミプロという意識を持ち、学生やOBによって本物のちんどん芸を追及している。3人から5人の編成で練り歩きやライブステージもこなしている。
「大道芸である『ちんどんや』は、お客様の目線で触れ合え、沢山の人に楽しんでもらえます」と、座長の飛騨亭右衛門さんは話す。その魅力から様々な商店街から出演依頼が殺到。繁忙期は月7〜8回のイベント出演を続けている。
(2005.1月発行)